国際石油開発帝石(INPEX)は4日、豪州政府とグッド・スタンディング・アグリーメント(GSA、優良契約)を締結したと発表した。INPEXは、同社子会社のINPEX Browse E&Pを通じて、西豪州沖合のWA-341-P鉱区で探鉱作業を行ってきたが、今年3月2日付で撤退した。今回のGSAでは、これまでの探鉱作業によって得られたデータを豪州政府に提供することや、今後、豪州で実施される探鉱鉱区の入札を通じ、取得した沖合鉱区の探鉱作業に830万豪ドルを費消することなどが決められているという。