英国で6月23日に実施された国民投票で、欧州連合(EU)からの離脱派が残留派を上回った。英国発の激震は、瞬く間に国際金融市場に飛び火した。エネルギー分野に限ると、今後の注目点は、EU残留を志向するスコットランドの動向だろう。英国からの独立の是非を問う住民投票が再び実施された場合、今回は賛成派が優位との見方が一般的だ。独立が現実となれば、将来的に北海油田の権益が英国からスコットランドに移るとの見方が出始めている。

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