日立造船は1日、100%子会社でごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などの事業を展開するHitachi Zosen Inova AG(HZI)がこのほど、英エネルギーSSEが出資する特別目的会社であるフェリーブリッジMFE 2(FM2)からごみ焼却発電プラント建設工事(発電出力:68,800キロワット=kW)を受注したと発表した。今回の受注工事は、HZIの英国における9件目となり、1炉あたりの処理量は日立造船グループで最大になるという。

今回の受注工事は、英ウェストヨークシャー州ノッティングリーにあるSSE所有のフェリーブリッジ発電所敷地内で、FM2がごみ焼却発電事業を行うもの。同発電所内には、HZIが建設したごみ焼却発電プラント(発電出力:67,800kW)が2015年から稼動している。日立造船は、この実績が高く評価され、受注につながったとしている。

(写真は、6月末に横浜で開催された再生可能エネルギーに関するフェアに出展した日立造船のブース)