丸紅は31日、欧州化学品製造大手のソルベイグループ(本社:ブリュッセル)傘下のSAS、仏預金供託公庫(CDC)と合弁会社を設立し、ソルベイが保有するフランスのポリマー工場(タボー市、発電規模は155メガワット)とイタリアの機能性樹脂工場(スピネッタ市、同28メガワット)向けに、熱電供給事業を行う長期契約を3月29日付でそれぞれ締結したと発表した。
丸紅は2013年9月以降、サルベイがラ・ロシェル市とリヨン市に保有する2工場向けに熱電供給を行ってきた。今回はフランスで3件目、イタリアで初めての事業になるという。