南米アルゼンチンの南端から東方へ約500キロメートル沖にある英国領フォークランド諸島(アルゼンチン名:マルビナス諸島)。ここの領有権を巡り、アルゼンチン軍と英軍が軍事衝突した「フォークランド紛争」から34年が経過した現在、エネルギー安全保障面で、再び緊張が高まりつつある。ここ数年、フォークランド諸島周辺における石油・天然ガス資源を巡り、両国間で自国の領有権を主張し合ってきたが、英石油開発企業が最近、諸島周辺で10億バレル相当の原油埋蔵を確認したと正式発表したことで、アルゼンチン側の反応に注目が集まる・・・。(イラストはイメージ)
この記事の続きを読みたい場合は、リム総研のホームページから会員登録をして下さい。