アジア市場の指標であるドバイ原油は4月入り後、WTI(ウエスト・テキサス・インターメディエート)および北海ブレント原油に比べて上昇率が高くなっている。

13日には1バレルあたり40.02ドルまで上昇し、昨年12月上旬以来の40ドル乗せとなった。背景には、中国の景気回復が意識され始めたことがあるようだ。4月に発表された3月の中国関連の経済指標は、いずれも概ね改善している。1日発表の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、50.2ポイントと前回から1.2ポイント改善。事前の予想は49.4ポイントだった。

また、11日発表の生産者物価指数は2.3%とほぼ事前の予想どおり。同日に発表された生産者物価指数はマイナス4.3%と前回から0.6%改善している。予想値はマイナス4.6%だった。

ドバイ原油の他の2油種との値差は、3月末比でブレントに対して50セント弱、WTIに対して65セント前後、縮小している。