中国によるアフリカ大陸進出が際立っている。習近平国家主席が今夏、セネガル、ルワンダ、南アフリカ共和国を歴訪。9月初旬には、北京で「中国アフリカ協力フォーラム」が開催され、アフリカの53カ国が参加するなど、経済的な結びつきを一段と強化した。中国はこれまでも、現代版シルクロード構想「一帯一路」の一環として、アフリカ諸国へのインフラ整備を中心とする資金援助を盛んに行なってきたが、習主席による訪問などを通じて、さらに連帯を強めようとしている。一方で、中国のアフリカ進出には別の意図が見え隠れするとの指摘もある。中国による最近のアフリカでのエネルギー開発動向にスポットを当て、その狙いを探ってみた。

この記事の続きを読みたい場合は、リム総研のホームページから会員登録をして下さい。