減収減益が多数

米シェール企業32社の第2四半期決算が出揃った。原油価格の上昇にもかかわらず、減収・減益となった企業が半数近くを占めた。売上高は360億2,200万ドル(前四半期対比3.0%減)、当期利益は11億9,230万ドル(同76.9%減)と伸び悩んでいる(グラフ1、2)。高いヘッジ比率が収益を圧迫している状況は第1四半期と同様だ。また、パーミアン地域からの原油輸送が滞り気味のため(パイプラインの輸送能力不足)、主要インデックス原油(MidlandやLLS)に対する自社生産する原油の割引率(ディスカウント)が拡大したことも減収の要因とされる

この記事の続きを読みたい場合は、リム総研のホームページから会員登録をして下さい。