イラン石油省傘下の通信社『Shana』は3月18日、イラン国営石油会社(NIOC)とパサルガッド石油開発(PEDC)が、セファーなど2油田の開発に合意したと報じた。それによると、投資額は24億ドルで、契約期間は20年という。2油田の総原油生産量は5億1,200万バレル(日量ベースで11万バレル)としている。2油田は、イランのフーゼスターン州アフヴァーズ市の南西60キロメートルのアーバーダーン平野にあり、1976年に原油の埋蔵が発見されていた。

他方、仏トタルはイラン国内でのプロジェクトを継続するため、米国のイランに対する経済制裁の対象からトタルのプロジェクトを除外すべきと、米政府に訴えかける意向であることが判明した。トタルのパトリック・プヤンヌ最高経営責任者(CEO)が3月18日、明らかにした。トタルは2017年7月、イラン政府との間で、サウスパース天然ガス開発プロジェクトのフェーズ11の実施で合意済みだ。

また、イランのファールス州に位置するシーラーズ製油所(精製能力は日量6万バレル)は、ユーロ-5ディーゼル(硫黄分が10ppm以下)の生産設備の基本設計(BD)役務をハネウェルUOPに発注したことが判明した。3月19日付のサイト『フィナンシャル・トリビューン』が報じた。この製油所では現在、日量2万6,000バレルの軽油を生産しているという。

このほか、3月28日付のサイト『ジャカルタ・ポスト』などによると、イラン政府が、インドネシア国営プルタミナとのマンソーリ油田開発にかかわる契約締結の期限を5月初旬に設定したという。それによると、この油田の権益は、プルタミナが80%、残り20%をイラン企業が取得する見通しだ。ただ、イラン企業については社名が明らかにされていないという。プルタミナは、事業リスクの分散のため、パートナー企業を探している。同社は、当該油田での原油生産量を現行の日量6万バレルから、5年以内に同25万バレルにまで引き上げる計画だ。