インド国営石油会社(IOC)は1月30日、2017年第4四半期の決算発表で、純利益が前年同期比97%増の12億4,000万ドルになったとした。原油価格の回復にともない、在庫評価益が寄与したという。また、精製マージンについて、前年同期の1バレルあたり7.36ドルから同8.28ドルに改善したことを明らかにした。

IOCはまた、ウッタル・プラデーシュ州のマトゥラー製油所でオクタマックス・ユニットが稼働したと発表した。BS-Ⅵ規格のガソリン製造に役立つとみられる。IOCが独自に開発したオクタマックスは、ナフサクラッカーなどからのC4留分から、高オクタンガソリン基材を製造するプロセスとされる。

インド・ガス・ソリューションズ(IGS)は、国内向けに液化天然ガス(LNG)の輸入を計画している。2月5日付のサイト『ザ・ヒンドゥ』などによると、IGSは、インドの天然ガス市場が今後5年間で2倍の規模に成長すると見込んでいる。IGSは、インドのリライアンス工業(RIL)と英BPの均等出資の合弁会社(JV)である。BPとRILはこのほか、2020年までに天然ガスの生産開始を計画している。

インドのプラダン石油相は、同国北東部のアッサム州で計画する天然ガスパイプラインの建設で、国営石油・天然ガスの5社が合弁企業(JV)を設立したことを明らかにした。2月3日付のサイト『エコノミック・タイムズ』などによると、パイプラインは、アッサム州のグワーハーティーとティンスキアをヌーマノガー経由でつなぎ、インド北東部の8州に天然ガスを供給する。投資額は9億4,000万ドルを見込むという。

このほか、サウジアラビア国営のサウジアラムコが、インドの製油所への投資を検討していることが判明した。2月1日付のサイト『トレード・アラビア』などによると、サウジアラムコのアミン・ナーサル最高経営責任者(CEO)が、対インド投資を重視し、複数の関連企業と協議している事実を明らかにしたという。