調整色を強めていた米10年債利回りが上昇基調に転じている。米上院で税制改革法案が可決見通しを受け、11月30日には2.421%に切り上がった(12月1日未明に法案は可決)。本サイト「マーケットエッジ」(7月7日付の『長期金利の上昇を先取りした原油価格』、10月25日付の『米原油在庫減少で長期金利上昇か』)で金利上昇の予兆を指摘したが、9月7日の2.042%から10月26日の2.463%レンジ内での動きとなっていた。あらためて原油在庫との関連性、未決済建玉動向を中心に分析を行った結果、今後は2.6~2.7%に向けての上昇トレンドに入った可能性が高いと考える。

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