英石油・天然ガス開発会社のケアン・エナジーは8月7日、セネガル沖合のSNEノース1井(水深900メートル)で原油・天然ガス埋蔵を発見したと発表した。ケアン・エナジーが同国沖合で展開していた5井の掘削がすべて成功したことになるという。(国旗はセネガル)

一方、豪州に本部を置くTLOWエナジーは8月21日、ボツワナ政府からレシー炭層メタン(CBM)プロジェクトの開発が認可されたと発表した。同社は、ボツワナ初のCBM開発プロジェクトであり、ボツワナの天然ガス発電に貢献するとコメントした。

このほか、英石油・天然ガス開発会社のオフィール・エナジーは8月21日、赤道ギニア沖合のフォーチュナ浮体式液化天然ガス(FLNG)プロジェクトのLNG販売先にガンボー・グループを選出したと発表。ガンボーはLNGを10年間にわたり、年間220万トン購入する見通しだ。

ところで、内戦の続く南スーダンで燃料の供給不足が深刻化している。サイト『オールアフリカ』などによると、同国のインフレ率は800%で、給油所では在庫が底をつく状態という。多くの燃料業者が輸入を見合わせていることに加え、輸送路の状態が悪化していることが供給不足に拍車をかけているようだ。