南米アルゼンチンでマウリシオ・マクリ大統領が就任してから約10カ月が経過した。この間、反米姿勢を貫いてきた前政権の政策を矢継ぎ早に方向転換し、米国との関係改善に乗り出した。エネルギー分野では、米英勢を中心とする外資系企業の進出が加速し、シェールガス開発に弾みがつきそうだ。注目すべきは、英領フォークランド諸島(スペイン語名:マルビナス諸島)の領有権や資源開発で対立してきた英国とこのほど、経済振興の協力推進で合意したことだろう。アルゼンチンに熱視線を注ぐ米英勢が、同国におけるエネルギー開発を後押しする。(写真左がマクリ大統領、外務省HPから引用)
この記事の続きを読みたい場合は、リム総研のホームページから会員登録をして下さい。