原油相場が沈静化の動きを見せている。指標原油の米ウェスト・テキサス・インターメディエイト(WTI)原油の価格は一時、2014年11月以来およそ3年7カ月ぶりとなる70ドルを突破していた。この影響が日本の電力およびガス会社が輸入する液化天然ガス(LNG)価格にも出始めている。この背景には依然、日本の需要家が保有するLNGの長期契約の多くが原油市況リンクで決まっていることがある。

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