3月27日付の『ロイター通信』によると、ドイツ連邦海運水路庁(BSH)が、排他的経済水域(EEZ)内の約30キロメートル区間で、ロシアによる天然ガスパイプライン計画「ノルド・ストリーム2」の建設・操業を承認したという。BSHは、ノルド・ストリーム2が欧州地域への安定的な天然ガス供給につながることや、環境などへの影響が限定的であると判断したようだ。

ノルウェー石油監督局(NPD)は4月4日、オーストリアのOMVが、ノルウェー海のモービン油田近くにある当該探査井の掘削を完了し、天然ガスの埋蔵を確認したと発表した。

オランダのマルク・ルッテ首相は3月29日、グローニンゲン天然ガス田のガス生産量を、2020年10月までに年120億立方メートル以下に段階的に削減し、30年までに全面停止すると発表した。同日付の『ロイター通信』などによると、ルッテ首相は、掘削工法による地震の誘発を無視できず、安全性を優先すると述べたという。

スペインでは、フェリー運航会社であるバレアリアの液化天然ガス(LNG)燃料フェリーボート「Hypatia de Alejandria」が3月末に進水した。バレアリアは2017年1月、イタリアの造船会社であるシャンテリエナヴェールヴィセンティーニに2船を発注していたという。

英国では、カードリラが4月3日、ランカシャー地方のプレストン・ニュー・ロードにあるローワー・ボウランドのシェールガス井で、英国で初となる水平掘削を完了したと発表した。同社は、このシェール層で垂直方向に8,858フィート、水平方向に2,624フィートの掘削を実施したという。カードリラは今後、英ビジネス・エネルギー・産業戦略省に水圧破砕工法(フラクチャリング)の実施を申請する予定としている。

SHVエナジー傘下にある液化石油ガス(LPG)業者の英CALORは3月29日、ネステのBioLPGを初めて英国市場に供給すると発表した。SHVエナジーは、オランダのロッテルダムにあるネステのバイオ燃料プラントからBioLPGを輸入したという。

 仏トタルは3月29日、アルジェリア南西部のティミムン天然ガス田で、生産活動を開始したと発表した。産出した天然ガスは、パイプラインでラグアット県ハッシ・ルメルに輸送されるという。