米エネルギー情報局(EIA)は1月16日、掘削にかかわるレポートで、米国における2018年2月のシェールオイル層の原油生産量が、前月比11万1,000バレル増の日量654万9,000バレルに達するとの見通しを示した。パーミアン盆地で、最大日量7万6,000バレルの増産を予測している。

EIAはまた、米国を襲った寒波の影響で、米国の天然ガス在庫からの取り出し量が過去最高水準にあるとした。2018年1月第1週のガス取り出し量は3,590億立方フィートで、これまで最高だった2,880億立方フィート(2014年)を大きく上回った。全米48州、特に東部各州の気温が平年から大きく下がったことが主因のようだ。

EIAは1月10日、米国の発電網に新たに接続された、2017年の発電設備の能力が25ギガワット(GW)だったと発表した。このうちの約半分を太陽光や風力などの再生可能エネルギーが占めたという。また、月間の再生可能設備の発電量が2017年3月に総発電量の21%に相当する675億キロワット時(kWh)と、過去最高を記録した。

他方、EIAは1月10日、2018年の米原油生産量を日量1,030万バレルとする予測を公表した。1970年以降で最高となる。19年は日量1,080万バレルを見通す。パーミアン盆地やメキシコ湾沖合での増産が寄与するとしている。

このほか、EIAは1月8日、発電所規模で米国のバッテリー蓄電能力が、2017年10月に700メガワット(MW)に達したと発表した。全発電所規模の発電総能力の0.06%に相当するという。また、2017年11~12月に22MW分が追加される予定で、18年には69MW分の設置が計画されている。

EIAはまた、2008~17年の間に米国で役割を終えた発電プラントの大半が、化石燃料による火力発電所プラントだったことを明らかにした。内訳は、石炭力発電が47%、天然ガス火力発電プラントが26%。退役した石炭火力発電所の使用年数は平均52年、発電能力が105MWだったという。